宝物の寺「普門寺物語」発売    ご注文・お問い合わせはこちら            

A5判・32頁・オールカラー・44点写真・中トジ・¥1000(税込)+送料(¥180)

 これだけを見れば小冊子のも該当するかどうかのパンフレットであるが、実に豊富な内容を示唆している冊子であり、仮にこの地方、この寺院、この時代に何らかの興味、関係を有する人々にとって稀覯の本であろう。


 開山750年余、曹洞宗再興開山500年の歴史を紐解た。
 天明6年(1768)に示寂した住持が記録した住山記を基に検証した。その時点の伝説を記したものであるから真偽ほどはおよそ想像がつく。
しかし、中国の南宋が元により滅びる寸1242年に宋より高田の浜田浦に漂着した臨済宗の僧、記外和尚が持ち帰ったとする5種の宝贐といい、山号・寺号・本尊・什物等にそれを裏打ちするものが確かにあった
 例えば、宝贐をいただいた皇帝名を大元大宗としている。
政治的には、元によって既に覇権を失っており、その時の皇帝は元の太宗(オゴタイ・ハン)であることと修行した寺が径山(きんざん)であること、持って来たものの中に、南宗の画人牧谿(ぼっけい)の「墨絵観音」があり、今なお存すること。牧谿の絵は徳川美術館に国重文、京の紫野大徳寺に存在が確認されているが、普門寺にもある事が確認された。史実を踏まえた寺伝である。

 中興開山の天正時代、勅賜号をいただいた住持が4世に渡っていること、その時の天皇、後陽成院の宸筆(しんぴつ)が保存されていること、等があり興味深い。


 同寺にはさらに、聖観世音菩薩像、愛染明王像、塔婆三重の塔、古巨木百日紅(サルスベリ)の四つが岩手県重文となっている。
 本書では単にそれらをカラー写真で紹介したに過ぎないが興味ある方々にとっては一読と、一見の価値はあるだろう。


発行 光陽美術:岩手県盛岡市上田一丁目18-32 
電 話 019-653-1640
FAX 019-653-1686

発売 海岸山普門寺:岩手県陸前高田市米崎町地竹沢181
電 話 0192-55-2034
URL http://fumonji.e-tera.jp
  
 他、陸前高田市内書店


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